【プロ野球】グスマン来日１号＆逆転打

　プロ野球は３０日、各地でナイター４試合を行い、広島はヤクルトに５－４で逆転勝ちした。

　広島のグスマンが４月４日以来の安打となる来日初本塁打を記録すると終盤には逆転打を放ち、チームを勝利に導いた。

　０－４の四回、菊池のソロで１点を返した後、１死から右中間へソロ本塁打。最大の見せ場は八回。１点差に迫り、なお１死一、二塁で打席に入ると、またも逆方向の右中間へ逆転二塁打をマークした。

　今季は開幕４番でスタート。８試合連続安打を放ったが、９戦目を前に左脇腹を痛めて戦列を離れた。シアーホルツが加わり、右膝手術で出遅れていた昨季本塁打王のエルドレッドが戻って来たため、なかなか１軍再昇格の機会は訪れなかった。「最初の１、２カ月は精神的にきつかったが、やらないといけないことは一緒。２軍でしっかりやっていこう」と自らに言い聞かせたという。

　２４日に巡ってきた１軍の舞台。復帰後は１０打席連続で無安打だったが、ようやく底力を示した。（ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）