男子100メートルで2位となり、顔をしかめる城西のサニブラウン・ハキーム=2015年7月30日、和歌山県和歌山市の紀三井寺運動公園陸上競技場(共同)【拡大】
全国高校総体(インターハイ)第3日は30日、和歌山市紀三井寺(きみいでら)陸上競技場などで7競技が行われ、陸上100メートルの男子は大嶋健太(17)=東京=が10秒29で2連覇を果たした。世界ユース選手権で200メートルとの2冠に輝いた2年のサニブラウン・ハキーム(16)=東京・城西=は0秒01差で2位だった。
大接戦のレースに競技場が沸いた。メーンスタンドの大部分が埋まり、ゴール付近にはテレビカメラがずらりと並んだ。観客と報道陣が固唾をのんで見守る中、サニブラウンは、大嶋と競り合ってゴール。電光掲示板に結果が表示されると観客席がどよめいた。海外遠征から22日に帰国したばかりのサニブラウンは悔しさもにじませて「ベストの力で臨んだ。結果を受け止めて次につなげたい」と話した。
ガーナ人の父と日本人の母の間に生まれた。世界ユース選手権の200メートルでは、世界記録保持者のウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)が2003年に出した大会記録を更新する20秒34で勝った。20年東京五輪での活躍が期待される新星だ。(SANKEI EXPRESS)