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【佐藤優の地球を斬る】イランとのビジネスに関与するな (1/3ページ)

2015.8.3 15:00

7月14日、イラン核協議が行われた首都ウィーンで写真撮影に臨むイランのモハマド・ザリフ外相(左端)や米国のジョン・ケリー国務長官(右から2人目)ら=2015年、オーストリア(ロイター)

7月14日、イラン核協議が行われた首都ウィーンで写真撮影に臨むイランのモハマド・ザリフ外相(左端)や米国のジョン・ケリー国務長官(右から2人目)ら=2015年、オーストリア(ロイター)【拡大】

  • 作家、元外務省主任分析官の佐藤優(まさる)さん=2014年3月20日、東京都新宿区(大里直也撮影)

 イランは、安倍政権が近未来に自国に対する経済制裁を解除することになると見ているようだ。7月26日、国営「イランラジオ」が日本語放送でこう報じた。

 <情報筋が、日本は現在、イランに対する経済・貿易上の制裁の段階的な解除を検討しているとしました。ジャパンタイムズによりますと、情報筋は、日本はイランに対する制裁解除を検討しており、これは世界の大国とイランの核合意を、イランが実施することにかかっていると強調しました。日本にとって、イランはエネルギーの最大供給国のひとつとされており、日本は、企業のエネルギープロジェクトへの復帰の可能性を検討しています。IAEA(国際原子力機関)の査察が今年末から始まることが予想されています。情報筋はまた、「イランが合意を守っていると認められたとき、日本は制裁の解除に関して、ほかの国と連携した決定を行う。日本はまた、IAEAの査察の実施を支援するつもりだ」と述べました。日本は2007年、国連安保理の決議の枠内で、対イラン制裁を実施し、2010年にも、イランのエネルギー部門の投資に対する制裁を拡大しました。制裁が解除された場合、日本はイラン南部のアーザーデガーン油田の共同開発プロジェクトへの参入に努めることになります。日本の政府筋も、イランは中国企業との契約が解消した後、エネルギー部門において、日本企業の投資や技術を活用したいと考えている、ということを認めています。イランと世界の大国は、7月14日、オーストリア・ウィーンの核協議が正式に結果にいたったと表明しました。>

核開発計画を放棄せず

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