大人気だった昨年のトーマス号に続き、新しく大井川鉄道が運行を始めた赤いSLジェームス号。大井川第一橋梁(きょうりょう)で勢いよく汽笛を響かせた=2015年7月7日、静岡県島田市(尾崎修二撮影)。(C)2015_Gullane(Thomas)Limited.【拡大】
≪走る真っ赤な車体 沿線は大歓声≫
昨年夏、「きかんしゃトーマス」の主人公トーマスを模した蒸気機関車(SL)を運行させて人気となった大井川鉄道(静岡県島田市)が今年は、トーマスの同僚のジェームスの蒸気機関車をデビューさせて、話題となっている。
トーマスの蒸気機関車は昨年、初めて運行。「本物そっくり」と評判になり、完全予約制の乗車券は販売開始後、あっという間に完売して“プラチナチケット”と化した。
そこで今年は前倒しで6月7日からトーマス号の運行を開始するとともに、7月半ばにはジェームス号も投入した。
ジェームスは、作品に登場する架空の鉄道会社「ソドー鉄道」でトーマスの同僚として働く機関車。スタイリッシュな赤いボディーと金色のドームが自慢という設定だ。車両は、大井川鉄道が保有するC56-44をベースに、作品のイメージを忠実に再現したという。