米下院の公聴会で、中国で収監中に死亡したチベット仏教僧侶の遺影を掲げるリチャード・ギア氏(中央)=2015年7月14日、米国・首都ワシントン(AP)【拡大】
この映画は中国当局が「邪教(カルト)」として非合法化した気功集団「法輪功」への弾圧を描いており、リン氏は公聴会で「信者たちがその信仰のために収監され拷問されている」と訴えた。「迫害の犠牲になった人々やその家族との出会いを通じて、私は法輪功のメンバーが高潔な人々であることを知りました」
たとえ海外に暮らしていても、中国政府を直接的に批判することは中国人にとって危険を伴う。「中国共産党はその家族を使って沈黙させるために脅す」(リン氏)からだ。
米紙ワシントン・ポスト(電子版)への本人の寄稿によれば、中国の人権問題について積極的に発言してきたリン氏にとって「犠牲」になるかもしれない人物とは故郷の湖南省に住む父親だという。
世界大会中国開催の皮肉
リン氏は今年5月にバンクーバーで開かれた世界最大のミスコンテスト「ミス・ワールド」カナダ大会で優勝。「暗闇の中で助けを待っている人々に、希望の光を灯したい」と中国の人権状況を念頭にスピーチした。