国際収支にも大きな影響を及ぼした中国人旅行者の「爆買い」=2015年2月23日、大阪市中央区(山田哲司撮影)【拡大】
貨物輸送や旅行に伴うサービス収支は8723億円の赤字だったが、赤字幅は前年同期から6201億円縮小した。
サービス収支のうち旅行者のお金の出入りを示す「旅行収支」は5273億円の黒字となり、比較ができる96年以降で最大となった。海外旅行する日本人が減ったのに対し、円安を追い風に訪日旅行客が急増したためだ。ただ、第一生命経済研究所の高橋大輝副主任エコノミストは「中国経済が減速すれば下半期の訪日旅行者数が伸び悩む恐れがある」とみている。
同時に発表した2015年6月の経常収支は12カ月連続の黒字で、黒字額は5586億円だった。
≪農産物輸出は25%増、3547億円 伸び率・額とも最高≫
農林水産省が10日に発表した2015年上半期の農林水産物の輸出額は前年同期比24.9%増の3547億円となり、伸び率、金額ともに上半期の統計を始めた05年以降の最高を記録した。