8月22日からの世界陸上が開催される北京国家体育場。陸上界で再びドーピング違反が明らかになった=2015年3月28日、中国・首都北京市朝陽区(AP)【拡大】
国際陸連は11日、世界選手権の2005年ヘルシンキ、07年大阪両大会で採取した検体を4月から最先端技術で再検査し、28選手、32件のドーピング違反が判明したと発表した。日本選手が含まれるかについては「現段階では不明」としている。
選手名は法的手続き後に公表される見通しだが大半が引退しており、22日開幕の世界選手権(北京)代表は含まれていないという。違反が確定すれば必要に応じてメダルを再配分する。
世界反ドーピング機関(WADA)の新たな統一コード(規定)で検体の保存期間が従来の8年から10年に延び、過去に検出できなかった薬物の摘発につながった。
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の高橋建志事務局次長は12日、「日本選手がいなければいいし、通知もないので静観するしかない」との姿勢を示した。日本陸連の山沢文裕医事委員長は「(検査の)感度が高くなってきたのは良いこと」と歓迎した。(共同/SANKEI EXPRESS)