１６強入りを決め、アルプススタンドに向かう鳥羽ナイン＝２０１５年８月１４日、兵庫県西宮市の甲子園球場（福島範和撮影）【拡大】
レギュラーは身長１７０センチ前後の選手が多く、長打を打てる選手は少ない。梅谷主将は「私学は強いが、公立にも戦術がある」と明かし、ライナー性の打球を打つ練習を徹底した。地方大会の打率．４２９厘は出場校中トップ。小技もさえ、この日も６つの犠打のうち、５つを初球で決めた。守備は無失策。攻守にそつがない野球は、強豪私学に負けない魅力を感じさせる。
近畿勢で唯一、３回戦に進み、強いゴロで４安打した岩切は「自分たちのやりたいことが甲子園で表現できている」と、確かな手応えを口にした。（ＳＡＮＫＥＩ ＥＸＰＲＥＳＳ）
【全国高校野球選手権】（８月１４日）
仙台育英（宮 城） ７－１ 滝川二（兵 庫）
鳥 羽（京 都） ４－２ 津 商（三 重）
健大高崎（群 馬） ８－３ 創成館（長 崎）
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