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【高校野球】秋田商80年ぶり8強 ミスに発奮、決勝打 (1/2ページ)

2015.8.17 07:00

ベスト8進出を決め、応援席に向かって駆けだす秋田商ナイン=2015年8月16日、兵庫県西宮市の甲子園球場(共同)

ベスト8進出を決め、応援席に向かって駆けだす秋田商ナイン=2015年8月16日、兵庫県西宮市の甲子園球場(共同)【拡大】

 第97回全国高校野球選手権大会第11日は16日、甲子園球場で3回戦4試合が行われ、1935年の第21回大会以来80年ぶりの8強入りを決めた秋田商のほか、関東第一(東東京)仙台育英(宮城)興南(沖縄)が勝ち、ベスト8が出そろった。

 リトルリーグでバッテリーを組んだ選手同士が対戦した関東第一対中京大中京(愛知)は、関東第一の長嶋がサヨナラ本塁打を放ち、ゼロ行進の息詰まる投手戦に終止符を打った。

 九回1死で「初球の直球を前で捉える」と狙い打ち。打球は左翼ポール際へと消えた。「公式戦では初めて」という5番打者の一発に、チームメートも驚きを隠せず、少し遅れてベンチから出て迎え入れた。

 秋田商は延長十回、2死三塁から草●(=弓へんに剪)が決勝打を放ち4-3で健大高崎(群馬)を振り切った。好投を続けていた成田翔は八回につかまったが、緩急をつけて9安打3失点にまとめて2試合連続完投。

 直前の暴投で2死三塁。打席に立った草●(=弓へんに剪)が、左腕川井の変化球を左前に転がした。「絶対にヒットを打つんだという気持ちだった」と喜んだ。

 一回は送りバントを決められず、七回1死一塁の守備ではアウトカウントを間違え、ゴロで二封後に一塁へ転送せず併殺に仕留め損ねた。

秋田商・太田直監督「取り返せ」

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