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ビンテージサウンドに魅せられて スカイマーク、クァンティック (1/3ページ)

2015.8.19 11:30

ブラジル出身のミュージシャン、スカイマーク(提供写真)

ブラジル出身のミュージシャン、スカイマーク(提供写真)【拡大】

  • アルバム「ウェイブズ・フロム・ザ・ニュークリアス」(スカイマーク、2300円+税)。発売中(提供写真)
  • 音楽&旅ライター、栗本斉(ひとし)さん(提供写真)
  • 英国出身のミュージシャン、クァンティック(本名、ウィル・ホランド)=2014年11月21日(提供写真)
  • アルバム「ア・ニュー・コンステレーション」(クァンティック・プレゼンツ・ザ・ウエスタン・トランシエント、2200円+税)。発売中(提供写真)

 もう30年くらい前のことになるが、レアグルーブという言葉が生まれたことをご存じだろうか。これは、過小評価されていたり、全くの無名だった古い音源を、今の時代に新鮮に聴かせ、踊らせたりするという、DJの手法でありムーブメントだった。過去の音楽を未来の音楽へ。価値観を変えてしまうおもしろさは、そのままヒップホップやジャズなどとも密接にリンクして、今もなお続いている。最近もレアグルーブの最新版といえる音源が立て続けに発表されたので、今回はそんな2組を紹介しよう。

 こだわりの音色

 まずは、スカイマークという奇妙な名前を持つブラジル人アーティスト。リオデジャネイロを拠点とするDJであり、プロデューサーとしても国内外のさまざまなアーティストを手掛けている。彼は1960年代から80年代のジャズ、ソウル、ブラジル音楽などに影響を受け、自らキーボードを特訓。ミュージシャンとしても2013年にアルバムデビューした。

 最新作の「ウェイブズ・フロム・ザ・ニュークリアス」を聴けば分かるとおり、彼の音楽は1970年代のフュージョンを思わせるメロウな仕上がり。とくにエレクトリックピアノの響きは、聴いているだけでタイムスリップしそうなほど、音色にもこだわっている。

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