参院平和安全法制特別委で中谷元(なかたに・げん)防衛相(左端)を追及する共産党の小池晃氏(右手前)=2015年8月19日(共同)【拡大】
共産党に漏洩 過去にも
過去にも防衛省の資料が共産党に漏れたことがある。民主党政権時代だった2012年1月の衆院予算委員会で、共産党議員が沖縄防衛局が米軍普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市の市長選に向け、職員に有権者の親族がいるかどうかを調べてリストを作成するようメールで指示していたことを暴露した。沖縄防衛局内の連絡メールが証拠だった。これも沖縄防衛局職員から何らかの経緯をたどって外部に流出したのは間違いない。
沖縄防衛局のケースでは、地元採用の職員が多く、「普天間飛行場を沖縄県名護市辺野古に移設する政府方針を快く思わない職員もいる」(防衛省関係者)という。また、局長は防衛省のキャリア官僚の指定席で、「ヤマトンチュー(本土の人)」に牛耳られることへの反発も少なくない。沖縄防衛局の組織そのものが情報漏洩が起こりやすい危うさを抱えていたとも言える。