参院平和安全法制特別委で中谷元(なかたに・げん)防衛相(左端)を追及する共産党の小池晃氏(右手前)=2015年8月19日(共同)【拡大】
リスク低減へ訓練必須
一方、今回の内部資料は統幕が内部部局と調整して資料を作成。5月26日に陸海空3自衛隊指揮官らが参加したテレビ会議で使用された。安保関連法案の成立を前提に、陸上自衛隊施設部隊が派遣されている南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)での駆け付け警護実施などが検討項目になっていた。
これを野党は「制服組の暴走」(枝野幸男(ゆきお)民主党幹事長)とののしるが、つい最近までは国会審議で「自衛隊のみなさま」と連呼しながら、法案成立によって自衛官へのリスクが高まると、あたかも自衛隊に寄り添ったかのような主張を繰り広げてきた。それが今や先の大戦が終戦した8月15日を意識したのか、「軍部の暴走」との批判まで飛び出す。自衛隊と旧日本軍を重ね合わせ、まるで自衛隊が戦争を引き起こす組織かのように危険視させようとする姿勢は全く理解できない。