栃木県今市市(現日光市)で2005年に起きた小1女児殺害事件で逮捕された男も、捜査段階では「面識はなく、いたずら目的だった。騒がれたから殺した」などと供述していた。
一方、中学生2人が同時に巻き込まれたとみられる寝屋川のケースについて、森武夫・専修大名誉教授(犯罪心理学)は「反撃されたり、逃げられたりする可能性があるため、単独で2人を一度に狙うのは過去にもあまり例がない」と特異性を説明する。その上で、「被害者の世代ぐらいなら、大人が脅せば恐怖心が植え付けられ縮み上がるはず。言葉巧みに誘われた後、抵抗できない状況に追い込まれていったのでは」と推測する。
過去には中学生の少年に声をかけ、粘着テープで縛って車内に監禁する事件を起こしていたという山田容疑者。平田さんの遺体には顔に何重にも粘着テープが巻かれ、両手を後ろ手に縛られており、左半身に約30カ所の切り傷があった。「被害者がおびえたり、傷つけられた際の表情などに性的快楽を得ていたのではないか。猟奇的な部分が見える」と森名誉教授は説明する。
連れ去りの経緯解明は今後の捜査の大きなポイントになり、捜査本部は経緯の把握を急いでいる。(SANKEI EXPRESS)