スズキがフォルクスワーゲンとの資本・業務提携解消で会見。会見で話すスズキの鈴木修会長と鈴木俊宏社長(左奥)=2015年8月30日午後、東京都千代田区(早坂洋祐撮影)【拡大】
戦略見直し
両社は09年12月、環境性能の高い小型車の開発や、新興国市場でのシェア拡大を目的に提携を発表した。だが、徐々に経営への関与を強めるVWと意見が対立。11年にスズキは提携解消を求め、国際仲裁裁判所に仲裁を申し立てていた。
スズキはVWとの提携解消で独立路線を維持したが、巨額の資金が必要な環境対応車の研究・開発を、単独で行うのは困難とみられる。今後、他の自動車メーカーとの資本・業務提携など戦略見直しを迫られそうだ。
≪進む合従連衡 代償は重く≫
独フォルクスワーゲン(VW)との資本・業務提携を解消したスズキは、生き残りに向けた戦略見直しが必至となる。ハイブリッド車(HV)など、燃費性能に優れた環境対応車の研究・開発には、巨額の資金が必要だ。自動車業界では合従連衡が相次ぐ中、スズキは新たな選択を迫られる。
「自立して生きていくことを前提に考える」。鈴木修会長は30日の記者会見で、今後の戦略についてこう語った。