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【五輪エンブレム見直し】無断転用で急転 「看過できない」 (2/4ページ)

2015.9.2 07:30

エンブレムをデザインした佐野研二郎氏の事務所前で対応するスタッフ(左)を取り囲む報道陣ら=2015年9月1日、東京都渋谷区(寺河内美奈撮影)

エンブレムをデザインした佐野研二郎氏の事務所前で対応するスタッフ(左)を取り囲む報道陣ら=2015年9月1日、東京都渋谷区(寺河内美奈撮影)【拡大】

  • 佐野研二郎氏のデザインをめぐる指摘=2015年9月1日現在

 「(似ていると指摘される)劇場ロゴとは全くの別物だが、使い続けることは一般国民の理解は得られず、新たなエンブレムの開発に向けて動き出すことが、事態の解決にふさわしい選択だと判断した」と武藤事務総長。佐野氏への賞金100万円の支払いは中止するという。

 ただ、7月24日の公式エンブレム発表から1カ月余りが経過し、大会組織委もエンブレムを前面に打ち出して機運を高めてきた。スポンサー企業も広告への使用を始めており、エンブレムのデザイン変更は、多額の損失も生むことになる。

 賠償問題など明言避ける

 大会組織委は、スポンサー企業に文書で説明するほか、個別訪問なども行って「理解を求める」としたが、賠償問題や企業への影響額については「(使用中止を)決めたばかりで分からない」と明言を避けた。

 混乱を招いた責任は誰にあったのか。「佐野氏は取り下げで責任を果たしたと思うが、さまざまな人が関わった。どこか一カ所に責任を負わせるのはできないと思うし、適切ではない」。予定時刻を45分もオーバーして続けられた会見だったが、武藤事務総長は歯切れの悪い回答に終始した。

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