2011年2月13日、グラミー賞の前夜祭ガラで熱唱するホイットニー・ヒューストンさん。世界中のファンを魅了した圧倒的なパフォーマンスが、ホログラムで蘇ろうとしている=米カリフォルニア州ビバリーヒルズ(AP)【拡大】
2012年2月に薬物使用によってホテルの浴槽で悲劇的に48歳で死去した米国の歌姫、ホイットニー・ヒューストンさんが来年、ホログラム(最先端のレーザー技術を使った立体映像)で“再デビュー”することになった。制作に当たるホログラムUSAとヒューストンさんの遺産管理委員会が11日、発表したもので、ライブ公演方式で上映されるだけでなく、ライブストリーミング配信もされるという。ヒューストンさんの他にも、続々と往年の大スターたちのホログラムによる復活が計画されており、偉大なミュージシャンたちはこれからは、死してなお、公演ツアーを続けることになるのだろうか。倫理的に批判する声も上がっている。
「遺産継承に寄与」
AP通信によると、ヒューストンさんの義理の妹で遺産管理委員会の理事長を務めるパット・ヒューストンさんは声明を出し、「ホログラム(制作)は、音楽史上、最も祝福されたアーティストの一人をファンのために蘇(よみがえ)らせる素晴らしい機会です。きっと、未来永劫(えいごう)忘れられることがないパフォーマンスの遺産を受け継いでいくことに寄与するでしょう」と語った。