ある母親は地元メディアに「息子は髪の毛を伸ばし女児用の服を着ている。夏のキャンプでは、男女に分かれたトイレをどちらも使いづらくて困ったといっていたので、これからは懸念が軽減される」と話した。
米国の学校ではトランスジェンダーの生徒の処遇を改善するのが一大潮流になっており、大学レベルでは、カリフォルニア大学が昨年9月、州内にある10のキャンパスで、独立した個室のトイレ全てを男女どちらでも使えるようにすると決め、必要な措置を施した。ただ、トイレの問題は論争も起こしている。
ミズーリでは抗議デモ
ミズーリ州ヒルズボロのヒルズボロ高校では先週、髪を長くし女装したトランスジェンダーの生徒が女子用のトイレや更衣室を使ったことに抗議して女子生徒約150人が授業をボイコット。さらに親たちも抗議デモを行うという騒ぎがあった。