CNNテレビなどの世論調査でもウォーカー氏は3月中旬には支持率が13%だったが、9月上旬に5%まで下落。反転攻勢を期した16日の第2回共和党候補者討論会でも存在感を示せず、20日発表の世論調査ではさらに支持率が低下した。
フィオリーナ氏急上昇
この調査では、トランプ、カーソン両氏も支持率がそれぞれ下落。逆に、共和党唯一の女性候補であるコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)、カーリー・フィオリーナ氏(61)が急上昇した。
フィオリーナ氏は討論会で、回答者の52%から「最高」との評価を得た。逆に「最低」との評価では、トランプ氏が31%で最多だった。
討論会前にトランプ氏から「あの顔を見ろ。投票するやつがいるのか?」と侮辱されたが、「全米の女性がトランプ氏の発言をはっきりと聞いた」と決然と切り返したことなどが好感されたとみられる。
ただ、ウォーカー氏が撤退しても共和党候補者はなお15人が乱立する。今後、淘汰(とうた)が本格化しそうだが、各候補の支持率の浮沈は激しく、先行きは依然として予断を許さない。(ワシントン 加納宏幸/SANKEI EXPRESS)