ウォルフスブルク戦の後半、競り合うハノーバーの清武弘嗣(きよたけ・ひろし、左)=2015年9月26日、ドイツ・ニーダーザクセン州ウォルフスブルク(共同)【拡大】
サッカーの欧州各リーグは26日、各地で行われ、ドイツ1部で清武弘嗣(きよたけ・ひろし)と酒井宏樹(ひろき)のハノーバーはウォルフスブルクと1-1で引き分けた。清武はトップ下で先発し、後半12分に今季初得点を決めて後半37分に退いた。23日に右脚を痛めた酒井宏は欠場。
最下位に沈むチームで奮闘を続けるハノーバーの清武が、今季初ゴールを奪った。上位のウォルフスブルクを相手に敵地で引き分けに持ち込む貴重な一撃に、「追い付いたことはプラス。負けなかったことはすごくいいこと」と納得顔だった。
0-1の後半12分、右後方からの浮き球のボールを胸トラップすると、倒れ込みながら右足で鮮やかに蹴り込んだ。スペースを見つけてフリーで走り込む洞察力と技術の高さを証明するゴールだった。
6月に右足の手術を受けた。今季から中心選手として10番を背負うが、開幕に間に合わずにチームは低迷した。9月中旬に戦列復帰したばかりで、前節には右膝を痛めた。それでも影響を感じさせず、終盤までトップ下で攻撃を引っ張った。
開幕から7戦2分け5敗と、厳しい状況は変わらない。ニュルンベルク時代を含め、毎シーズンのように残留争いを経験している清武は「毎年どうなるか分からないし、苦しいけど頑張る」と、浮上のきっかけをつかもうと必死だった。(共同/SANKEI EXPRESS)