記者会見に臨む橋下(はしもと)徹大阪市長(左)と松井一郎大阪府知事(右)。中央は、「おおさか維新の会」から大阪市長選への出馬を表明した吉村洋文(ひろふみ)衆院議員=2015年10月1日、大阪市北区(頼光和弘撮影)【拡大】
維新の党を離党した大阪維新の会代表の橋下(はしもと)徹大阪市長(46)は1日、大阪市内で記者会見を行い、新たに国政政党「おおさか維新の会」を結党すると正式に表明した。現時点で大阪選出を中心に国会議員15人前後が参加する見通しで、24日に結党大会を開く予定。5月に頓挫した「大阪都構想」への再挑戦を掲げ、当面は11月22日投開票の大阪府知事選、大阪市長選のダブル選での勝利を目指す。
橋下氏は記者会見で、東京の一極集中を是正するため、大阪を「副首都」とする構想を明らかにし、「地方分権の国に変える」と新党結成の意義を語った。党名に地域名を入れたことには、「地方分権の象徴だ」と説明した。維新の党に対しては「偽物の維新になった」と述べ、民主党との合流を視野に入れる松野頼久代表(55)らを批判。「本物の維新の会をもう一度作り直す」と訴えた。
会見には新党の代表就任が有力な松井一郎府知事(52)が同席。再選に向けて松井氏が府知事選に、1日に議員辞職願を提出した吉村洋文(ひろふみ)衆院議員(40)=比例近畿=が市長選にそれぞれ立候補すると正式に表明した。
会見では、新党の綱領案も公表した。大阪発の「地方分権型政党」を目指し、憲法改正による首相公選制、一院制の実現を掲げた。地方の課題については地方自治体が国家の意思決定に関与できる新たな仕組みを創設するとした。