記者会見に臨む橋下(はしもと)徹大阪市長(左)と松井一郎大阪府知事(右)。中央は、「おおさか維新の会」から大阪市長選への出馬を表明した吉村洋文(ひろふみ)衆院議員=2015年10月1日、大阪市北区(頼光和弘撮影)【拡大】
おおさか維新には、維新の党所属国会議員51人のうち、馬場伸幸(のぶゆき)前国対委員長(50)ら大阪選出の12人に加え、片山虎之助(とらのすけ)参院議員会長(80)らが加わる。維新に残るのは元民主党の松野氏や旧結(ゆ)いの党出身の江田憲司前代表(59)ら20人以上となる見通し。
双方は1日、国会内で2回目となる分裂に関する協議を行ったが、松野氏らは新党組が求める党名の「維新」の返上について、昨年の衆院選で「維新の党」として有権者の票を得たことを理由に重ねて拒否。維新として年内に受給する約13億円の政党交付金についても、国会議員数などに応じて配分する「分党」を求める新党組の要求を拒んだ。2日に再び協議する。
≪過去の勢いなし 「安倍共闘」に」光明≫
新党「おおさか維新の会」には、維新の党の「大阪系」国会議員がそろって加入する。ただ、参加が確実な議員は20人に届いておらず、橋下徹大阪市長をトップに一時は国会議員が60人を超えていた過去の勢いはない。再興の鍵を握る橋下氏の政界復帰も保証されておらず、11月の「大阪ダブル選」で敗れれば、永田町における影響力低下に拍車がかかるのは必至だ。