【垣花正のハッピー日記】ニッポン放送ラジオパーソナリティー、垣花正(かきはな・ただし)さん(ニッポン放送提供)【拡大】
ヤクルトスワローズが14年ぶりにセ・リーグ優勝を果たしました。ビールかけをグラウンドで実施したとき、私はライトスタンドでファンの様子を生レポートしました。もちろんスタンドにはビールは一滴もありません。しかしファンは一人も帰ることなく、わが子を見守る親のように選手を見つめていました。
過去、グラウンドでビールかけをしたことがあるのは1991年の広島カープだけ。神宮球場では初めての試みです。ビールかけをプロデュースした方に聞くと、依頼があったのは9月21日。1週間弱しか準備期間がありません。クリアすべき条件は「会場を15分で設営」、そして「グラウンドにはビールをこぼさないこと」でした。
あの日、優勝を決めて沸き上がる神宮球場で真中(まなか)監督がインタビューを受けているとき、素早くグラウンドに30メートル四方のブルーシートが敷かれました。ブロックでへりをつくると、まるでプールが出現したよう。50人のスタッフの手際の良いこと。あっという間に会場が設営され、選手たちはこころゆくまでビールをかけあいました。そして宴のあと、、、一番大変なのは後片付けです。90リットルのポリバケツ5つにビールを人力でかき集め、球場の外の排水口まで運ぶ。全ての作業が終わったのは深夜2時すぎだったとか。そんなスタッフの尽力もありスワローズの祝勝会は実施されたのでした。