2度目の優勝を果たした青学大アンカーの一色恭志(いっしき・ただし)=2015年10月12日、島根県出雲市の出雲ドーム(共同)【拡大】
出雲全日本大学選抜駅伝は12日、島根県の出雲大社前から出雲ドーム前までの6区間、45.1キロで行われ、青学大が2時間9分5秒で2012年以来となる2度目の優勝を果たした。昨年は台風の影響で中止となり、2年ぶりの開催だった。
38秒差の2位に山梨学院大、さらに7秒差の3位に一昨年優勝の駒大が続いた。東洋大が4位、東海大が5位だった。
今年1月の箱根駅伝で初優勝した青学大は全ての中継所を2位以内で通過。駒大と1秒差で6区に入り、アンカーの一色がロングスパートで勝負を決めた。
昨季の箱根王者、青学大が層の厚さを見せつけた。前評判通りの強さを示した原監督は「1区が終わった時点で9割方、勝ったと思った。選手は本当に強いと思う」とほめたたえた。