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【プロ野球】ヤクルト14年ぶり日本S 杉浦、大舞台で開花 (1/2ページ)

2015.10.18 05:20

日本シリーズ進出を決めナインから胴上げされるヤクルト・真中満(まなか・みつる)監督=2015年10月17日、東京都新宿区の神宮球場(春名中撮影)

日本シリーズ進出を決めナインから胴上げされるヤクルト・真中満(まなか・みつる)監督=2015年10月17日、東京都新宿区の神宮球場(春名中撮影)【拡大】

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は17日、神宮球場でセ・リーグの第4戦が行われ、ヤクルトが3-2でレギュラーシーズン2位の巨人に勝って対戦成績を3勝1敗とし、14年ぶり7度目の日本シリーズ進出を決めた。ヤクルトは一回に山田哲人の二塁後方への安打などで2点先取し、二回にも比屋根渉の適時打で1点を追加。6投手の継投で逃げ切った。

 巨人の原辰徳(たつのり)監督は試合終了後、球団に辞意を伝えた。

 24日にヤフオクドームで開幕する日本シリーズで、2連覇を狙うパ・リーグのソフトバンクと対戦する。

 故障に泣き続けた大器が大舞台でしっかり仕事を果たした。ヤクルトの先発、杉浦稔大はCS初登板で5回2失点。「先のことは考えずに、一人一人の積み重ねという意識で目の前の打者に集中した」と振り返った。

 序盤から変化球が低めに集まり、一回はわずか6球で三者凡退に切って取る。3点リードした三回は1死満塁で好調の阿部慎之助。「勝負どころでしっかり抑えたい」と警戒していた打者に内角球でファウルを打たせ、最後は一飛に仕留めた。五回はその阿部に2点適時打を許したが、試合はつくった。

ドラフト1位で入団した2年目の右腕

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