18番ホールでティーショットを放つ小平智(さとし)=2015年10月18日、兵庫県神戸市北区の六甲国際ゴルフ倶楽部(高井良治撮影)【拡大】
男子ゴルフの日本オープン選手権最終日は18日、神戸市六甲国際GC(7394ヤード、パー72)で行われ、単独首位から出た26歳の小平智(さとし)が3バーディー、3ボギーの72で逃げ切り、通算13アンダー、275で初優勝を果たした。今季ツアー初勝利で通算3勝目。賞金4000万円を獲得した。国内三大大会は2013年のツアー選手権に続いて2勝目。
18番で念願の栄冠を決める1メートルのパーパットを沈めても、小平は落ち着いていた。控えめに拳を握り、グリーンを取り囲んだ大観衆の歓声に応えた。
昨年は1打届かず逃した日本一のゴルファーの座。見事に雪辱し「本当にうれしい。それ以外にない」と素直に喜んだ。
プレーでは最後まで貪欲な姿勢を失わなかった。持ち前の飛距離を武器に366ヤードの8番(パー4)で1オンを狙い、グリーン手前のエッジまで運んで楽々とバーディー。13番のボギーで並走状態となっても「並ばれてから自分の力が出た」と首位を譲らず、18番は「プレーオフは考えなかった。バーディーを取って優勝することしか考えなかった」と豪快なドライバーショットをフェアウエーに運び、自力で優位な展開に持ち込んだ。