日本シリーズの監督会議後、握手を交わすソフトバンクの工藤公康(きみやす)監督(左)とヤクルトの真中満(まなか・みつる)監督=2015年10月23日、福岡県福岡市中央区の福岡ヤフオクドーム(吉沢良太撮影)【拡大】
一方、主力に日本シリーズ経験者のいないヤクルトだが、リラックスした雰囲気からは厳しいセ・リーグの優勝争いを経験した自信がうかがえる。
近鉄との日本シリーズを制した14年前、不動の1番打者だった真中監督は「あの緊張感の中、指揮を執ると思うと緊張感が湧いてきた」と記者会見で話した。しかし練習が始まると、報道陣と和やかに会話するなど笑顔で選手を見守り「強敵だけど、今季の戦いぶりを存分に発揮してチャレンジしたい」と話した。(SANKEI EXPRESS)