法大-明大の始球式をする慶大初の女性部員、川崎彩乃投手=2015年10月24日、東京都新宿区の神宮球場(共同)【拡大】
東京六大学野球秋季リーグで、現役唯一で慶大初の女性部員、川崎彩乃投手(23)が24日、神宮球場で行われた法大-明大1回戦で始球式をした。リーグ戦出場機会はないが、96キロの直球を低めのストライクゾーンへ見事に投じ「目指してきた憧れのマウンドに立てて感無量。今までの集大成として投げた」と満面に笑みを広げた。
東京・駒沢学園女高でエースとして全国制覇に貢献した。1浪の末に慶大合格。学生最後のシーズンとなった今季は試合で「ボールボーイ」を務めている。卒業後は不動産関連の企業に勤めながら野球を続ける。(SANKEI EXPRESS)