日本でもおなじみになってきたハロウィーンといえば、やっぱり魔女! 今月の思わずジャケ買いしたくなるワインは、魔女が描かれたドイツの赤ワイン「ヘックス・フォン・ダーゼンシュタイン・シュペートブルグンダー・ロートヴァイン」を選びました。
手にほうきを持って空飛ぶヤギに乗った魔女が立体的なボトル。とてもインパクトがありますよね。「ヘックス・フォン・ダーゼンシュタイン」とはドイツ語で「ダーゼンシュタインの魔女」という意味で、このワインの産地ドイツのバーデンは17世紀前後に魔女狩りが盛んであったため、魔女伝説が多いのです。さらにボトルの首には魔女の人形がかけられています。リアルすぎて怖いような気も…。でもこの魔女は良い魔女なのですよ。その理由はある伝説にあるのです。昔々、あるお姫様が身分の違う村人と禁断の恋に落ちました。2人は駆け落ちをしてお姫様はお城を追放されてしまいました。しかし2人は破局してしまいお姫様は孤独の身に。それでも忘れることのできないお姫様は願いをかなえるため、魔女になったのです。悲しいお話ですね。でもこの魔女はその魔力で人々の恋を成就させる良い魔女となったそうです。