11月2日、首都ソウルの青瓦台で安倍晋三(しんぞう)首相(左)を出迎える朴槿恵(パク・クネ)大統領=2015年、韓国(聯合=共同)【拡大】
正式な日韓首脳会談は2012年5月以来、約3年半ぶり。だが会談後に共同記者会見は行われず、懸案が山積する両国関係の危うさが逆に浮かび上がる形となった。
国家元首である韓国の大統領には警備上の問題などから、記者団の取材にしばしば応じる慣例はない。
特に朴大統領の場合は、歴代大統領に比べても会見の数が少ない。13年の政権発足以降、国内メディアのインタビューにも応じていない。朴正煕(チョンヒ)元大統領を父親に持ち、毀誉褒貶(きよほうへん)にさらされてきただけに、「メディアへの不信感があるようだ」(報道関係者)。
ただ、外国の指導者が韓国を訪問した際には、共同記者会見が行われるケースがある。最近では、今年5月にブルガリア大統領、7月にホンジュラス大統領、10月にドイツ大統領が訪韓した際に共同記者会見が開かれている。国家元首ではない首相の場合でも行われている。