前半、競り合うG大阪・遠藤保仁(やすひと、右)と広島・青山敏弘=2015年11月7日、大阪府吹田市の万博記念公園競技場(甘利慈撮影)【拡大】
明治安田J1第2ステージ第16節は7日、9試合が行われ、首位広島のステージ優勝は22日の最終節に持ち越された。G大阪に2-0で快勝したが2位の鹿島も横浜Mを2-0で下し、勝ち点3差は変わらなかった。広島は得失点差で鹿島を12上回っている。
広島が「鬼門」を克服してG大阪をねじ伏せた。球際の攻防に勝り最後まで相手よりも足が動いた。「完成度が高い証拠。これが広島の強さ」と主将の青山は胸を張った。
0-0で折り返した後半10分。ゴール前でのFK。塩谷(しおたに)がボールをまたいでフェイントをかけると、今季新加入のドウグラスが6枚の壁の左端を横切らせ、豪快な先制ゴール。44分には敵陣に攻め上がった中で、浅野が後方の青山に短くパス。得意のミドルを狙える位置にいた青山は右のスペースに飛び出した清水にボールを送り、決定的な2点目が生まれた。
今季のアウェーの戦績は13勝3分け1敗となった。万博記念競技場でのリーグ戦の白星は、森保(もりやす)監督が広島の現役選手だった2000年以来。長年立ちはだかってきた鬼門を突破してみせた。