アタランタ戦の後半、競り合うACミランの本田圭佑(けいすけ、左)=2015年11月7日、イタリア・ロンバルディア州ミラノ(共同)【拡大】
サッカーの欧州各リーグは7日、各地で行われ、イタリア1部(セリエA)でACミランの本田圭佑(けいすけ)は0-0で引き分けたアタランタ戦の後半27分からプレーした。
7試合連続で先発を外れ、途中出場は5戦連続となった。後半27分から左MFとしてプレーしたが、チームが守勢に回る中で存在感を示せなかった。試合後は「お疲れさまでした」とだけ言い残し、引き揚げた。
ACミランは好機をつくっても、複数の選手が連動して崩す場面はほとんどない。バッカらの個人技頼みだ。開幕時は本田が得意とするトップ下のポジションを置く布陣が採用されていたが、戦術変更でなくなった。
現地では来年1月の移籍期間での退団を直訴したとも報じられる。それでもミハイロビッチ監督は「ACミランにいることは義務ではない。準備万端にして好機が来れば力を見せるべきだ」と起用を続けているように、戦力として必要とされている。(共同/SANKEI EXPRESS)