J1広島の佐藤寿人選手が22日、ホームのエディオンスタジアム広島での湘南戦で今季12ゴール目を挙げ、磐田で活躍した中山雅史選手(アスルクラロ沼津)のJ1歴代最多157点に並んだ。前半42分、左クロスを頭で合わせて8試合ぶりにゴールを奪った。
「最高にうれしい」
Jリーグデビューから16年目。2000年に市原(現千葉)で初出場し、C大阪と仙台を経て05年から広島でプレー。
1部(J1)で重ねた得点が「大好き」と慕う中山のJ1最多記録に並んだ。約3万3000人が集まったホームのサポーターと待望の瞬間を共有し「最高にうれしかった」と相好を崩した。
170センチの体はFWとして大きくなく、卓越した走力もない。だが、「考えに考える」ことで偉業を達成した。一番の持ち味はDFとの駆け引きで、練習では周囲との連係を細部まで突き詰める。ゴールシーンを編集した映像に目をこらし、得点者の位置取りを分析。DFのマークを外してパスを受け、すかさずシュートを放つという筋道を思い描く。クラブが初優勝した12年には得点王とリーグ最優秀選手賞に輝いた。