まな娘のマックスちゃんとマーク・ザッカーバーグ氏(左)と、妻のチャンさん。マックスちゃんの誕生が、世界の子供たちへの慈善活動を決意させた=2015年12月1日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(ロイター)【拡大】
この1件に衝撃を受け、主導権を握り、しっかりした慈善事業への取り組みが大切だと痛感したザッカーバーグ氏は、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏(60)▽米アマゾン・ドット・コムCEOのジェフ・ベゾス氏(51)▽英ヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソン氏(65)らとともに、クリーンエネルギー基金を立ち上げ、地球環境に優しいエネルギー開発に投資すると公表した。
複数の欧米メディアによると、ザッカーバーグ氏が慈善事業に熱心なのは、ゲイツ氏の影響が大きいという。幼少期からゲイツ氏はヒーロー的な存在で、00年に妻と世界最大の慈善団体を作り、10年に全財産の95%を寄付すると宣言したことも、ザッカーバーグ氏を魅了した。
こうした取り組みに対して、ゲイツ氏の財団に約300億ドルを寄付した米の著名投資家、ウォーレン・バフェット氏(85)も「新世代の慈善家の手本にできる人物」として、ザッカーバーグ氏の名前を挙げているという。
米シリコンバレーのネット長者の間で、慈善事業への関心が高まっている現状を、NYT紙は、こう報じた。
「若い頃、金もうけに熱心だった、かつての大物実業家の世代と、彼らは考え方が違う」(SANKEI EXPRESS)