2月の沖縄キャンプでの広島での黒田博樹投手(手前)と前田健太投手。前田のメジャー挑戦で、黒田の去就が注目されていた=2015年2月22日、沖縄県沖縄市のコザ運動公園(森田達也撮影)【拡大】
去就が注目されていた広島の黒田博樹投手(40)が残留して来季も現役を続けることが8日、決まった。広島の鈴木清明(きよあき)本部長に、本人から「来年もやります」と電話で連絡があった。黒田は11月30日に「今年のモチベーションが高かっただけに、それを超えるものを探すのが難しい」と苦しい胸中を明かした。また前田健太投手がポスティングシステムで大リーグ移籍を目指すことが決まり、さらに黒田の決断に注目が集まっていた。
来年2月に41歳となる黒田が現役続行を決めた。今季15勝を挙げたエース前田はポスティングシステムによる米大リーグ挑戦が容認され、移籍が濃厚。今季11勝の黒田が引退して計26勝を失うのは球団としても避けたかっただけに、幹部は「ほっとした」と声をそろえた。
松田オーナーは「投手陣の核ができる。補強を考える上でも黒田を中心に、どこが足りないかを見ていける」と大黒柱の存在感を口にする。球団として期待するのは成績面だけではない。