AS埼玉-INAC神戸戦の前半、ゴールを決めた高瀬愛実(めぐみ、左端)を祝福するINAC神戸・澤穂希(ほまれ)=2015年12月19日、東京都北区の味の素フィールド西が丘(共同)【拡大】
先制は前半9分。果敢に前へ前へと仕掛け、最後は攻め上がった右サイドバックの近賀が頭でゴールをこじ開けた。10分後もFWの高瀬が豪快なミドルシュートを突き刺した。その後は追加点こそ奪えなかったが、シュート数で21対4と圧倒した。
37歳のベテランはプレーでも存在感を発揮した。近賀は「本当に何度も何度も助けてくれた。澤さんが何人いるのだろうと思った」と目を丸くした。中盤で体を張って次々にボールを奪い、後半には味方シュートのこぼれ球に詰める場面もあった。
負ければ最後の公式戦となっていた。澤は「いつも通りに準備した」と話したが、周囲には敗戦は許されないとの重圧はあっただろう。頂点まであと2勝。高瀬は「澤さんにふさわしい形で終わりたい」と熱っぽく言った。(SANKEI EXPRESS)