2011年7月、サッカー女子W杯で米国を破って初優勝を果たし、トロフィーを掲げる澤穂希(さわ・ほまれ)=ドイツ・ヘッセン州フランクフルト(共同)【拡大】
サッカー女子の第一人者として長年活躍し、2011年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で日本代表「なでしこジャパン」の初優勝に貢献したMF澤穂希(さわ・ほまれ、37)が、今季限りで引退することが決まった。マネジメント会社が16日に発表した。会社側は理由を明らかにせず、17日午後に、澤が東京都内で記者会見して説明する。
代表最多205試合、83得点
東京都出身の澤は12歳で読売ベレーザ(現日テレ)に入団。米国でのプレーを経て、11年からなでしこリーグのINAC神戸で活躍した。高い得点能力と球を奪う技術を兼備し、15歳でデビューした日本代表ではともに男女を通じて史上最多の205試合出場、83得点を記録した。
11年W杯では得点王と最優秀選手に輝き、東日本大震災後の国民を勇気づけたとして「なでしこジャパン」は、国民栄誉賞を受賞した。12年は国際サッカー連盟(FIFA)の女子最優秀選手にアジアから初選出され、この年のロンドン五輪は銀メダルを獲得。今夏の女子W杯カナダ大会は史上最多となる6度目の出場を果たし、準優勝だった。