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「パリ協定」 空騒ぎのリスクも (1/4ページ)

2015.12.22 09:00

国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)での「パリ協定」採択を受けて、ホワイトハウスで得意げにスピーチするバラク・オバマ米大統領=2015年12月12日、米国・首都ワシントン(AP)

国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)での「パリ協定」採択を受けて、ホワイトハウスで得意げにスピーチするバラク・オバマ米大統領=2015年12月12日、米国・首都ワシントン(AP)【拡大】

 【アメリカを読む】

 パリで開かれていた国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)で、先進国と新興国のすべてが参加する温室効果ガス排出量削減のための新たな枠組みである「パリ協定」が採択された。COP21の成功を2期目の重要課題に位置づけてきたバラク・オバマ大統領(54)にとっては新たな政治的遺産(レガシー)を得たかたちだ。ただしパリ協定がオバマ氏にとっての勲章となっても、実際に気候変動問題を解決できるかどうかは見通せない。2016年の大統領選に向けては共和党の候補者たちから気候変動問題に懐疑的な声が相次いでおり、次期大統領次第では今回のパリ協定の興奮が空騒ぎに終わる可能性もある。

 自画自賛のオバマ氏

 オバマ大統領はパリ協定の採択にホクホク顔だ。採択直後にホワイトハウスで声明を発表した際には「地球がより良いかたちで次世代に引き継がれることへの確信が高まった」「米国の指導力でもたらされた歴史的な合意だ」と胸を張った。

先進国だけでなく新興国も排出量削減に取り組むよう求める声も…

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