ドジャーズへの移籍が有力視されている前田健太=2015年7月24日、広島県広島市南区(大橋純人撮影)【拡大】
プロ野球広島からポスティングシステムでの米大リーグ移籍を目指している前田健太投手について、メジャー公式サイトが22日に「ドジャースが最有力候補」との予測記事を掲載した。資金力や投手補強の必要性を根拠に挙げている。
メジャー公式サイトでは、27歳の前田がフリーエージェント(FA)市場に残っている投手より若いと利点を指摘する一方、2000万ドル(約24億2000万円)の譲渡金が障害になると分析。獲得に意欲的だったダイヤモンドバックスは先発右腕グリンキー投手と大型契約を結んで撤退したと紹介し「財政面からすれば、ドジャースが最有力候補」としている。
前田の今シーズンの成績は、15勝8敗、防御率2.09、175奪三振。2010年に続いて2度目の沢村賞に輝いている。(共同/SANKEI EXPRESS)