契約更改を終え、記者会見する広島の黒田博樹=2015年12月17日、広島県広島市(共同)【拡大】
プロ野球広島の黒田博樹投手(40)が17日、広島市のマツダスタジアムで契約交渉に臨み、2億円増の球界最高年俸となる6億円プラス出来高払いで更改した。既に契約更改しているオリックスの金子千尋投手(32)の5億円を超えた。
日本選手の歴代最高は2004、05年の佐々木主浩(かづひろ)投手(横浜=現DeNA)の6億5000万円。6億円は02年の松井秀喜(ひでき)外野手(巨人)の6億1000万円に次いで、14年の阿部慎之助捕手(巨人)とともに3番目となる。
契約更改後、マツダスタジアムで記者会見した黒田は「想像以上に評価していただいた。成績だけでなく、いろんな部分でチームにとってプラスになったと言ってもらった」と笑みを交えて話した。