昨年のNHK紅白歌合戦でステージを盛り上げる「妖怪ウォッチ」キャラクターと出演者ら=2014年12月31日、東京都渋谷区のNHKホール(共同)【拡大】
華々しい顔触れがそろったものの、最も話題を集めたのは歌手ではなく、もう一人の総合司会に決まった82歳の黒柳徹子(くろやなぎ・てつこ)さんだった。司会者として最高齢での出場で、柴崎哲也チーフプロデューサーは「テレビや紅白のレジェンド。番組をリードしてもらいたいと考えた」と起用理由を明かす。
NHK上層部でも、紅白に寄せる期待は大きい。籾井勝人(もみい・かつと)会長は会見で「今年はNHKの放送90周年記念の年。初期から貢献のあった黒柳さんを迎え、原点に返ったと思っている」と力説。80%もの高視聴率を記録する“国民的行事”だった全盛期の紅白に、少しでも近づきたい考えだ。
「肝心の歌に目玉ない」
若い世代を取り込む特別企画も盛りだくさん。「アニメ紅白」では、アニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系)と「妖怪ウォッチ」(テレビ東京系)のキャラクターが司会者となり、出場歌手によるアニメソング対決を開催。局の垣根を越えて人気キャラを集めた格好だ。