一時代を築いた(前列左から)渡辺麻友、篠田麻里子、大島優子、前田敦子、板野友美、高橋みなみ、柏木由紀らAKB48の第2回選抜総選挙上位メンバー=2010年6月9日、東京都文京区(共同)【拡大】
2005年12月に東京・秋葉原で初公演を行ったアイドルグループ「AKB48」が8日、発足から10周年を迎える。一般客わずか7人というスタートから、姉妹グループが国内外にひしめく「国民的アイドル」へ。ファンと歩んだ成長物語の10年をたどった。
魅力はメンバーとの近さ
東京都内の会場で6日開かれた「AKB48劇場オープン10年祭」。前田敦子さんらかつての人気メンバーらが集結して節目を祝った。1期生でAKB48グループ総監督の高橋みなみさんは「皆さんに応援してもらえたことは人生の財産です」とファンに語り掛けた。
開場当初は毎日のように劇場に通ったという横浜市の会社員(42)は「AKBの魅力はメンバーとの近さ。次々新しいことが起きるのも楽しい」と話した。
AKBは「会いに行けるアイドル」をコンセプトに、オタク文化の中心地に小さな劇場をオープン。「なぜテレビなどで大々的に展開しないのか」と疑問の声もあったというが、クラスにいそうな普通の女の子たちが懸命に歌い踊る姿は男性の心をくすぐり、女性に親近感を抱かせた。