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映像+演劇 可能性引き出す実験作品 舞台「転校生」 演出・本広克行さんに聞く (1/2ページ)

2015.8.29 14:00

演出家の本広克行さん=2015年8月5日(藤沢志穂子撮影)

演出家の本広克行さん=2015年8月5日(藤沢志穂子撮影)【拡大】

  • 舞台「転校生」(本広克行演出、阿部章仁さん撮影、提供写真)

 人気アイドル「ももいろクローバーZ(ももクロ)」が主演した映画と舞台「幕が上がる」を手がけた劇作家、平田オリザと演出家の本広克行が再び女子高校生の日常を描いた「転校生」が上演されている。1474人から70倍の競争率で選ばれた公募の21人が出演する舞台は、映像出身の本広がさまざまな仕掛けをして表現の可能性を探る、実験的な作品でもある。

 初演は1994年。ある高校に来た不思議な転校生を軸に、教室で生徒たちの社会への好奇心や大人への不信、将来への不安が語られていく。出演はタレントの堺正章を父に持つ子役出身の堺小春から無名の新人までさまざま。選抜基準は容姿ではなく、せりふを反射できて、協調性があるかどうかだったという。

 本広は「幕が上がる」の経験から、映像と演劇のメディアミックスを試みた。背景には台本のせりふが流れ、複数のカメラが舞台を生中継し、2つのスクリーンに映し出す。後方はそのまま楽屋裏で、出番を待つ生徒たちが見える。

「演劇や映像、アイドルなど、さまざまな文化を混ぜる必要があると考えた」

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