【箱根駅伝】最近10大会の優勝校=2007年~2016年【拡大】
10位までに与えられる来年の「シード権争い」では、往路14位から総合9位に巻き返した中央学院大の奮闘が光った。
レースの流れを作ったのは6区の樋口だ。中学までサッカー部だった。161センチの小柄な1年は「一斉スタートをプラスにとらえた」。苦手な上りの続く序盤を集団に張り付いて乗り切ると、下りに入ってから快調にとばし、区間3位の好走で一気に10位まで引き上げた。
最終10区の小川は途中ふらつきながらも懸命にたすきをつなぎ、最後は9位でシード権を死守した。川崎監督は「9、10区は棄権するんじゃないかと思ったが、何とか収めてくれた」と胸をなで下ろした。
対照的に往路6位から11位まで後退し、シードを逃したのが日大。7区石井、8区岡野がそれぞれ区間18、19位と振るわなかった。同じ2年の10区の山崎一は、10位の帝京大まで55秒差でスタートしたが、差を詰められず、「落ち着いて入ったが、(ペースを)上げきれなかった。シードは遠くなかったが経験不足もあった」と反省した。(奥村信哉/SANKEI EXPRESS)