安美錦(あみにしき)の押し倒しにもろくも土俵を割る稀勢の里(きせのさと、左)=2016年1月10日、東京都墨田区の両国国技館(今野顕撮影)【拡大】
大相撲初場所は初日(10日、両国国技館)の天覧相撲で3横綱が安泰。2連覇が懸かる日馬富士(はるまふじ)は小結栃ノ心(とちのしん)を上手投げで退け、3場所ぶり36度目の優勝を目指す白鵬は再小結の勢(いきおい)を辛うじて突き落とした。鶴竜(かくりゅう)は3連敗中だった新関脇嘉風(よしかぜ)をはたき込んだ。
日本出身力士として10年ぶりの優勝を期待される大関稀勢の里(きせのさと)は安美錦(あみにしき)に押し倒され、痛い黒星。他の3大関は白星発進で、照ノ富士が松鳳山(しょうほうざん)をきめ出し、琴奨菊(ことしょうぎく)は宝富士を突き落とし、豪栄道が碧山(あおいやま)を引き落とした。
稀勢の里は安美錦の引きに足がついていかず、ばったり。軍配は相手方にあがりながらも、物言いが付いて取り直し。救われたはずが、今度は下を向いたまま突っ込む。業師の立ち合い変化で崩され、思い切り押し倒された。