香港 111人搬送
香港の公共放送RTHK(電子版)は、59年ぶりの寒波が襲った香港の最高峰、大帽山(標高957メートル)にできた霜を見物にきた人のうち、低体温症などで25日までに111人が病院に搬送されたと報じた。うち3人が重症という。
香港では24日、市内の最低気温が59年ぶりとなる3.1度(香港天文台発表)まで下がった。1957年に記録した2.4度に次ぐもので、大帽山では氷点下5度前後まで下がった。25日はやや気温も持ち直したが、香港全域で小学校と幼稚園を休む措置をとるなど警戒を強めた。
年間最低気温が平均で21度前後の香港は市民が寒さに慣れておらず混乱。野菜の価格も高騰している。
中国中央気象台は25日、全国76地点で21~25日にかけ、それぞれ観測を始めて以来の最低気温を記録したと発表した。24日には南部の広東省や広西チワン族自治区でも断続的に雪が降り、観測態勢が整った1951年以来、中国大陸で最も南での降雪となった。中国中央テレビは週末から特別番組で各地の様子を報道。メディアは今回の記録的な寒波を「覇王級(大王級)」などと伝えた。