大阪国際女子マラソンに向け、調整する重友梨佐(しげとも・りさ)=2016年1月25日、岡山県岡山市(共同)【拡大】
重友梨佐(しげとも・りさ、天満屋(てんまや))が今夏のリオデジャネイロ五輪出場権を懸け、31日に行われる大阪国際女子マラソンに挑む。初出場したロンドン五輪から4年。挫折を経験した28歳のランナーは、過去の自分を超える戦いに臨む。
「やることはやった。あとはどれだけレースで出せるか」と話す重友の表情は明るい。「ずっと距離に対しての不安があった」と打ち明けるように、後半に失速することが多かった。それを克服するため、昨年8月の世界選手権後から練習で40キロ走をする頻度を上げ「怖さを振り払えている」と手応えを口にする。昨年末から行った米国での約1カ月の高地合宿でもほぼ計画通りに練習を積めた。
4年前、2度目のマラソンだったこの大会で初優勝し、ロンドン五輪への切符をつかんだ。しかし、夢の舞台では2時間40分6秒の79位と惨敗。
その後も不調に苦しみ「やめないといけないのかなと頭をよぎったこともあった。マラソンを走るのが怖いと思ったこともある」とどん底を味わった。
それでも「悔しかった思いがあるから、今もこうしてやっている」と糧に変えた。大阪は昨年2位になり、復調のきっかけをつかんだ相性の良い地だ。「いろんな経験をした。何も知らないで走った時の自分を超えたい」。好結果で成長したことを証明するつもりだ。(SANKEI EXPRESS)