フィリップが綱渡りの舞台としてほれ込んだWTCの威容は設計図などを分析し、CGで忠実に再現。フィリップと仲間たちがツインタワー間の距離や屋上の構造を調べ、準備を整えていく過程はまるでスパイ映画のようだ。
そして、ついに2つのビルにワイヤが渡される。カメラは地面からビル壁に沿って急速に上昇、下降を繰り返し、400メートル超の“高さ”を観客の心に刻み込む。「人が高さを意識するカメラワークやレンズ、構図について研究を重ねた」。その研究成果が観客を心の底から震え上がらせる。公開中。(岡本耕治/SANKEI EXPRESS)