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男と女のうまくいかない循環描きたい 映画「マンガ肉と僕」 杉野希妃監督インタビュー (2/3ページ)

2016.2.5 10:00

「これからも区別せずに表現していきたい」と意欲を見せる杉野希妃(きき)監督=2016年1月21日、東京都新宿区(宮川浩和撮影)

「これからも区別せずに表現していきたい」と意欲を見せる杉野希妃(きき)監督=2016年1月21日、東京都新宿区(宮川浩和撮影)【拡大】

  • 映画「マンガ肉と僕」(杉野希妃監督)。2月11日公開(吉本興業提供)。(C)吉本興業

 映像にイメージぶつける

 韓国のキム・ギドク監督作「絶対の愛」など国際派女優として活躍する一方、2008年からはプロデューサーも手掛けているが、徐々に監督がうらやましくなっていったという。「最終的に映像に自分のイメージをたたきつけられるのは監督しかいない。30歳までにできたらいいけど、きっと無理だろうと思っていたら声をかけていただいて、すごくありがたかったです」

 出演との掛け持ちでも、それほど大変だったという思いはない。むしろ、アドレナリン全開で楽しかった記憶が強く残っている。「ベテランのスタッフさんに囲まれていたので、自分が何を撮りたいかをちゃんと伝えられれば安心して委ねられた。男も女も与え与えられて生きているのに、今の社会はそういう循環がうまくできていない気がする。そんな思いを描けたらなと思ってやっていました」

 一昨年には完成し、既に2作目の「欲動」も劇場公開された。今月には3作目の撮影に入るほか、女優としてもフランスのロナン・ジレ監督作を撮り終え、さらにチリやブルガリアとの合作企画も進行中と、世界規模で夢が広がる。

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