昨年11月、G20サミットに出席するため中国国際航空が運航する専用機でトルコのアンタルヤ国際空港に降り立った習近平国家主席。国の威信をかけ、航空機利用者のマナー改善に躍起となっている(ロイター)【拡大】
こんな常識的なことをあえて列挙しなければならないのは、実際にこうした行為が後を絶たないためだ。
2014年12月にはバンコク発南京行きの機内で、客室乗務員の対応に怒った女性客がカップ麺の熱湯をかけ、バンコクに引き返すトラブルが発生。これが世界的に大きく報じられ、国家観光局が「中国人民全体のイメージを著しく傷つけた」と嘆く声明を出す事態に。
昨年9月にはバンコク空港で重慶行きの便の出発が機体の不具合で約10時間遅れたことに立腹した中国人乗客30人が、謝罪と賠償金を要求。中国国歌を絶叫しながら歌うなどの騒ぎを起こした。
香港メディアによると「たばこが吸いたい」「新鮮な空気が吸いたい」と滑走路上の旅客機の非常口のドアを開けようとした事案が昨年の1~5月だけで12件も発生したという。