いつも多くの人でにぎわうユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「ハリー・ポッター」のアトラクション。原作「ハリー・ポッター」シリーズの新作が今夏発売されるが、作者のローリング氏の悩みを解消させる“魔法”となるか…【拡大】
新作は、2007年7月発売の第7巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』から19年後、結婚して3人の子供の父親となり、魔法省で働くハリーが、末っ子のアルバスとともに一家が背負う過去や宿命、闇の勢力に苦しめられながら戦うという内容だ。
「興奮」「楽しみ」
第8巻を出版するのは、米老舗出版社「リトル・ブラウン」。デービッド・シェリー最高経営責任者(CEO)はAFPに、続編刊行について「わくわくしている。ローリング氏と彼女のチームの元には“ロンドンまで舞台を見にいくことができない。舞台を本で楽しみたい”という要望が殺到していた。これに応えられるのは本当に喜ばしいことだ」と誇らしげに述べた。
ハリポタは、出版界で最高のサクセスストーリーとなっただけでなく、映画版(全8作)でも計約77億2300万ドル(約8700億円)を稼ぎ出した。続編発売の知らせに、ツイッターなどインターネット上は早くも大騒ぎに。「大変だわ。続編が出るなんて興奮するわ」「楽しみで仕方ない」など喜びの声があふれた。